(塩 その25)○ 「えびすラーメン うま塩タンメン」(エースコック)美味しいラーメンを食べて新年をえびす様のような笑顔で一杯にしようということで登場したえびすラーメン。そのえびすラーメンからうま塩タンメンの登場です。 コクが深まる鯛だし仕立てのスープを塩味でいただいちゃおうということなのですが、偏った味付けで濃い味の多いお節料理に飽きてきた時に良いかもしれません。 お湯を入れて3分、蓋を開けてよくかき混ぜれば完成。鼻を近づけるとうっすらと魚介の風味が漂ってくるくらいの控え目な香りをしたスープとなっています。 まずはスープを一口いただきます。香りの控え目さとは違ってコクの深さを感じることができるとともに、しっかりとした塩味とピリッとした辛さも楽しめますね。 具はエビ、カマボコ、キャベツ、ゴマ、唐辛子、長ネギの6種類。エビはプリッとした食感ととても良い味わいとなっており、カマボコは縁起の良い寿が入っています。 麺はノーマルタイプのややちぢれ麺となっており、思ったよりもコシがしっかりとしているので時間が経っても美味しくいただくことができ、スープともよく絡みます。 ピリ辛でコクのある塩味スープと少し豪華な具材がとても印象的な一品。単なる塩味スープではなく辛さも兼ね備えているというのがこの時季に嬉しい一杯です。 ○ 「あんかけ屋 とろみ野菜しおラーメン」(サンヨー食品) 寒い冬に食べたくなる温かくて美味しいとろみのあるスープを売りとしているあんかけ屋シリーズから野菜の旨味が詰まっているとろみ野菜しおラーメンの登場です。 あんかけは普通のスープと違って舌の上や口の中に残りやすくなっています。このため、温かさも味わいの伝わり方も長持ちするのでいつもより長く楽しめそうですね。 お湯を入れて3分、蓋を開けて麺をほぐしてから特製スープを入れてよくかき混ぜ、調味油を入れてさらにかき混ぜれば完成。鶏ガラのとても良い香りがしてきました。 まずは、スープを一口いただきます。塩だけの味付けということもあって鶏ガラの旨みというのを純粋に楽しむことができ、絶妙なとろみというのを心地良く思えます。 具はキャベツ、チンゲンサイ、タマゴ、キクラゲ、ニンジン、ゴマの6種類。キャベツやキクラゲの歯応えのある食感がとろみのあるスープによく合うといった感じです。 麺はノーマルタイプのややちぢれ麺となっており、柔らかめとなっていますが全ての麺にスープがしっかりと絡んでいるためとても美味しくいただくことができます。 鶏ガラの旨みと野菜の旨みが融合したスープがとても心に残るような一品。あんかけの醍醐味というのをたった3分で楽しむことができる美味しい一杯となっています。 ○ 「寸胴屋 とろみ鶏そば」(エースコック) たっぷりの鶏ガラを寸胴でコトコトと煮詰めて出来上がった濃厚で深みのあるスープを堪能できそうなカップ麺が登場しました。その名も寸胴屋とろみ鶏そばです。 鶏ガラスープをあっさりといただくのも良いのですが、じっくりと煮込んだスープというのも美味しいものです。鶏ガラエキスをどのくらい味わえるのかが楽しみです。 お湯を入れて4分、蓋を開けて液体スープとボリュームタップリの調味油を入れてよくかき混ぜれば完成。思ったよりも強い香りではなく程良い鶏の香りがしました。 まずは、スープを一口いただきます。コッテリとした口当たりとなっており、濃厚でとろみのあるスープは鶏の旨みというのをしっかりと舌で感じることができます。 具は挽肉、唐辛子、長ネギの3種類。挽肉はスープによく合う鶏肉となっており、スープよりも濃いめの味付けということでその旨みをしっかりと楽しむことができます。 麺はノンフライのややちぢれ麺となっており、滑らかな舌触りと喉ごしの良さというのを楽しむことができ、タマゴ麺特有の風味がスープにピッタリとなっています。 コッテリとしていて濃厚なのに後に引くことのない飲みやすいスープが心に残るような一品。鶏ガラが持っている良いところがビッチリと詰まった一杯となっています。 ○ 「また食べたくなるラーメン コク塩」(マルちゃん) 素材にこだわり、だしにこだわり、味にこだわっているということで、一度食べると次も食べたくなる「また食べたくなるラーメン」シリーズからコク塩の登場です。 以前に塩味というのが出たのですが今回はコク塩となりました。とにかく味にこだわっているというコンセプトですのでバージョンアップしたと考えて良いと思います。 お湯を入れて4分、蓋を開けて液体スープを入れてよくかき混ぜてからあと乗せかやくをかければ完成。鼻を近づけるとスープよりも麺の香りの方がよく解りますね。 まずは、スープを一口いただきます。程良い脂分ということで滑らかな舌触りとなっており、野菜から染み出た甘さと塩の絶妙なバランスを楽しめるといった感じです。 具はタマネギ、唐辛子、長ネギの3種類といったシンプルなものとなっていますが、このスープには余計な具材は必要ないので十分に満足できるものとなっています。 麺は細めでややちぢれているタイプとなっていますが、コシの強さがあるので喉ごしの良さを楽しめるとともに、小麦本来の美味しさというのを楽しむことができます。 食材が本来持っている美味しさというのをしっかりと堪能できるような一品。化学調味料を一切使っていないといったカップ麺では希に見る一杯となっています。 ○ 「アイバンラーメン 塩ラーメン 縦型カップ」(サンヨー食品) ラーメン好きの日本人よりもラーメンの美味しさを知っているアイバンの塩ラーメンがサークルケーサンクスの企画で縦型カップとして登場しました。 以前に丼型の塩ラーメンが出たのですが今回は縦型カップです。縦型カップになるとお湯の量や麺のタイプが変わってくるので味わいに変わりがないのか気になります。 お湯を入れて3分、蓋を開けて仕上げの小袋を入れてよくかき混ぜれば完成。どのように仕上げてくれる小袋なのかと思っていたら中味はかつお節で良い香りがしますね。 まずは、スープを一口いただきます。鶏と鰹の風味が良い感じで混ざっていて塩味なのに後味が甘めになっているといった絶妙な味のバランスがとても印象に残ります。 具は豚肉、メンマ、長ネギの3種類となっており、豚肉は味付けされていてまるでハムのような味わい、メンマはコリコリとした食感を楽しめるようになっています。 麺はスナック麺タイプとなっており、柔らかくなっていますがスープの強い影響が無いために麺そのものの味わいを感じることができ、意外とボリュームがあります。 スッキリとしているのに味わい深いスープを手軽に楽しむことができる一品。やはり丼型と麺が変わっているので全体の味わいは違っていますが間違いなく旨いです。 ○ 「大人のスーパーカップ コク濃鶏白湯 ゆず胡椒」(エースコック) 美味しくてお腹も満足することでお馴染みとなっているスーパーカップに大人のテイストをプラスした大人のスーパーカップからコク濃鶏白湯ゆず胡椒の登場です。 鶏の旨みが引き立てる大人のコクといったことが書いてあります。大人にだけ解る濃厚な鶏のエキスが詰まったスープとゆず胡椒の風味のコラボを楽しめそうですね。 お湯を入れて3分、蓋を開けて液体スープを入れてからよくかき混ぜ、最後にスパイスを入れて軽くかき混ぜれば完成。鶏とゆずの混ざった上品な香りが漂ってきました。 早速、スープを一口いただきます。口に含んだ瞬間にゆずの風味が口一杯に広がるとともに鶏の旨みを舌でしっかりと感じることができ、胡椒の存在感も良い感じです。 具は鶏の挽肉、キャベツ、長ネギの3種類。挽肉は香辛料でしっかりと味付けされているのでまさに大人の味わいとなっており、キャベツは食感と甘さを楽しめます。 麺はスーパーカップの主流となった丸くて太い3D麺となっており、喉ごしの良さとガッツリとした麺のコシの強さを楽しむことができ、お腹が満足するボリュームです。 ゆずと鶏の風味が豊かで胡椒のピリ辛感も楽しむことができるスープがとても印象的な一品。一度食べたら癖になりそうな美味しさはまさに大人にしか解らない旨さです。 ○ 「函館 響 塩らーめん」(とかち麺工房) 北海道の三大ラーメンといえば札幌の味噌、旭川の醤油、函館の塩なのですが、その函館の塩を代表するといっても過言ではない響のラーメンがカップ麺となりました。 店主監修のもとで作られたということで発売にあたっては北海道の新聞にも掲載されるくらいに注目を浴びていましたが、はたしてその味わいはどんな感じか楽しみです。 お湯を入れて4分、蓋を開けて特製スープを入れてよくかき混ぜてから最後にレトルト具材を載せて軽くかき混ぜれば完成。昆布をはじめとした良い香りがしてきました。 まずは、スープを一口いただきます。スッキリとした口当たりで塩味もしっかりとしており、昆布や鰹出汁に煮干しといった出汁が絶妙な感じで合わさっています。 具は豚肉、メンマ、長ネギの3種類。豚肉とメンマはレトルト具材となっており、特に豚肉は肉を焼いた焦げっぽい味わいを含めて肉そのものの美味しさを楽しめます。 麺は氷結乾燥ノンフライ麺となっており、細めとなっているのでスルスルと口の中に入ってくるとともに、モチモチ感やスープとの良い絡み具合というのも楽しめます。 コクがある塩味スープと食感豊かな細麺の組み合わせを心地良く堪能できるような一品。手軽に人気ラーメン店の美味しい一杯を楽しめるというのが嬉しいです。 ○ 「野菜盛り 濃厚旨み塩味」(ヤマダイ) たっぷりと入っている野菜と旨みのあるスープの組合せがお馴染みとなっている野菜盛りシリーズから大盛りカップの濃厚旨み塩味が登場しました。 普通盛りのカップが多い野菜盛りシリーズでは珍しい大盛りカップということで心ゆくまで堪能できそうですね。野菜のボリューム感も今まで以上あるのか楽しみです。 お湯を入れて4分、蓋を開けて麺をよくほぐしてから調味油を入れてかき混ぜれば完成。微かにしてくるスープの香りが良い感じでたっぷり野菜が目の前に現れました。 早速、スープを一口いただきます。アサリの出汁がしっかり染みこんでいるのに加えて野菜の旨味も効いているのでとても濃厚な味わいなのですが飲みやすさも感じます。 具はキャベツ、ニンジン、長ネギの3種類となっており、それぞれの野菜が持っている食感や味わいを楽しめるのはもちろんのこと、タップリと入っているのが良いです。 麺はノーマルタイプのややちぢれ麺となっており、気持ち太めということで麺のコシの良さというのを感じることができ、お腹も満足するボリューム感となっています。 たっぷり野菜と濃厚な味わいとなっているスープ、そして食べごたえのある麺といった三拍子揃った美味しさを楽しむことができる一品。一度は食べてみるべきですね。 ○ 「コムタン麺」(Paldo) 牛肉の旨味とコクがタップリと出ていて韓国料理で定番のコムタンスープをカップ麺として作り上げたのとのことです。そのカップ麺をコストコで手に入れました。 韓国製のカップ麺は今までにも数多く出て来ましたが、必ず辛かったという印象しか残っていませんね。辛くないスープで日本人の舌にどの程度合うのか楽しみです。 お湯を入れて3分、蓋を開けてよくかき混ぜれば完成。鼻を近づけても強烈な香りというのを確認できないくらいにミステリアスな印象を感じることができますね。 早速、スープを一口いただきます。韓国のカップ麺としてあり得ないくらいに辛さを感じることが無いスープで牛と麺の出汁が利いていて塩味が薄めといった味わいです。 具は長ネギオンリーということで一瞬寂しいような気もしますが、味わいがシンプルということもあるので長ネギだけでも十分に美味しさを楽しむことができる感じです。 麺はノーマルタイプのちぢれ麺となっており、韓国のカップ麺特有の食感というのを楽しむことができ、スープが辛くないので麺の味わいを十分に味わうことができます。 韓国のカップ麺ではなかなか味わうことが出来ないスープの出汁とサッパリとした味付けを楽しむことができる一品。出汁の旨さはまさに絶品といった感じですね。 ○ 「カップヌードル シーフード 40th」(日清) カップ麺のパイオニアであるカップヌードルシリーズなのですが、とうとう誕生してから40周年となりました。そのカップヌードルから40周年シーフードの登場です。 お湯とともに40年。これからも、あなたのために。というグッと来る一文が書き込まれています。味は全く変わらないと解っているのについつい買ってしまいますね。 お湯を入れて3分、蓋を開けてよくかき混ぜれば完成。某バラエティ番組で企画された料理人が一番美味しいと思うカップ麺というだけのことがある香りがしてきました。 早速、スープを一口いただきます。海鮮の出汁が満遍なく効いていてしっかりとした塩味のスープとなっており、改めてさすがだなと思えるような味わいとなっています。 具はイカ、カニかま、キャベツ、タマゴ、長ネギの5種類。このカップのサイズにしてはボリュームがあり、中でもイカとカニかまはスープにピッタリの味わいですね。 麺はカップヌードルならではのスナック麺タイプとなっており、柔らかいのですがスープをしっかりと染みこませた味わいで、最後まで美味しくいただくことができます。 海鮮の風味を楽しめるスープとある意味豪華な具材がとても嬉しくなってくる一品。100年経ってもこの味わいだけは受け継いで欲しいなと心の底から思いました。 ジャンル別一覧
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